神奈川歯科大学歯学部の公認団体SDS(Society of Dental Study)です。歯科業界のさらなる発展を目指します。勉強系の部活です。

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授業の受講中に感じたこと
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     神奈川歯科大学一年の授業には医療人間科学という講座がある。

    歯科医療人としての教養、総合的な判断力養成のための講座だ。
    講義の中で、医療と憲法の関わりについての説明があった。
    その説明によれば、日本国憲法に定められた基本的人権で医療と深い関係があるのは

    第13条 自己決定権の根拠
    第25条 国民の生存権

    であるという。

    ここでふと思ったのだが、次のような例はどうなるのであろうか。
    口腔がんにかかっており、放っておけば死んでしまう状態の患者が自分の歯科医院に
    やってきたとする。
    治療のために、麻酔や癌巣のメスによる除去が必要となるが、患者は宗教上の理由で
    一切拒否する。
    この時、患者の意思、すなわち「自己決定権」を尊重すると、「国民の生存権」が侵され、
    逆に「国民の生存権」を優先すると「自己決定権」が侵されることになる。

    もちろん、医療従事者として生存権を優先して患者を助けるべきであろうが、
    しかし、QOLを考えたときに、それは果たして正しいことなのだろうか。

    極端な例であるし、そもそも歯科医師はあまりそういった状況になることはないかもしれない。
    しかし、疑問に思ったことを残しておこうと思い、書き記した。
    ご覧になった皆さんはどう思いますか。

     

    | 雑話 | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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